ファンになりますよね
掃除機が壊れました。
吸う力が弱くなりました。
買ってから1年と3ヶ月くらいです、まだ壊れるのには早すぎる。
掃除機の保証期間は大体1年間が普通らしい。
しかし、ウチの掃除機は保証期間が2年間と長かった。
ユーザー登録すらしていない不良ユーザーの私です、ダメもとで急いでユーザー登録。
買ってからすぐじゃないのにいいんだろうか、と思いながらメーカーに電話をしました。
なんと、保証期間ということで新しいパーツを送ってくれることに。
ありがたい。
今回は対応があまりにも早くて、電話の応対も素晴らしかったので日記にしてみました。
使っている掃除機のメーカーとは、ダイソンです。
ダイソンのV6というタイプの掃除機。
もう古いタイプですし(現在はV12が最新かと思います)、壊れた場所もモーターヘッドといういわゆる掃除機の先っぽで、買うと11000円もするパーツです。
絶対お金かかると思っていました。
症状を伝えた後、対処法を教えてくれて、それがだめったのですぐ代替品を送ってくれることになりました。
毎日のように使う道具ですから、早い対応が必要であるとよくわかっておられる。
本当にありがたい。
こういうことがあると次買い替える時も少々値段が高くても同じメーカーを選びますよね。
私の印象ですが、外資系の企業の対応ってすごくいい場合が多いです。
特にアップルは素晴らしいです。
iPhoneで困って電話した時の対応で感動しました。
サポートチームに所属している方たちもしっかり教育されているのがよくわかりました。
教育だけではなく、しっかりと報酬も払っておられるのでしょう。
日本の企業にありがちなのですが、売った後の対応がおろそかな会社は多いです。
そのような会社はサポート窓口の社員が派遣社員であったりパート社員であることが多いのではないかと思います。
派遣社員やパート社員が悪い、と言っているわけではないです。
ベテランさんや電話対応のプロのような人もおられるでしょうから。
しかし、一般的には対応が悪いことが多いです。
でもそれって仕方ないですよね。
プロを雇おうと思ったらそれなりの待遇を用意するべきです。
そこにしっかり投資しない会社が悪い。
長く使える商品は一度売ったら、その顧客が商品を買い替えるのはずっと先になるので、新しいお客にむけてアピールするために投資した方が効率的なのはわかります。
しかしずっと生き残るためにはリピーターになってくれるファン作りも大事かと思います。
今だけ良ければそれでよければいいんですけど。
人それぞれ好きなメーカー、嫌いなメーカーがあると思います。
私も二度とこのメーカーでは高額商品は買わない、と思っているメーカーがあります。
一度困ったことが起きた時、あまりにも対応が悪く腹が立ちましたので。
今は業績があまり芳しくないらしい。
もちろん、アフターケアが悪いだけで業績が悪化したのではありません。
しかし、そこにしっかり投資できていない会社は他の大事な場所にもしっかり投資できていなかったのだろうな、と思います。
すでに影響は出てきていますが、コロナウィルスのせいで景気はさらに悪くなるでしょう。
生き残れる会社と生き残れない会社の違いってそういうところも少しはかかわってくるかもしれませんね。
景気が悪いからと言ってケチってはいけないところもあるんだよね、というお話でした。