snowxのいろいろ雑記ブログ

雪のない季節にはサイクリング、雪のある季節にはスノーボード、一年通して家での筋トレやダイエット、そして日々思ったことなどを書いています。また、読んでおもしろかった本や使ってみて良かった物のこと、良くなかった物のことなども一緒に書いています。

スノボ日記① スタンサ―のってきました!

こんばんは。

毎日起きるたびに寒さが厳しくなってきました。

いよいよ今週末には日本一早くオープンするスキー場であるイエティのオープンが控えています。

待ちに待ってた季節がやってきます。

自転車もサーフスケートも楽しいですが、やはりスノーボードが一番!

気分も上がってきますね。

 

さて、本日は今年のシーズンに入る前にどうしても一度やってみたかった「スタンサ―」についての日記です。

一部のスノーボーダーの中で盛り上がっている話題ですが、もしよかったら最後までお付き合いください。

 目次

 

スタンサ―とは?

まずはスタンサ―とは何か、からお話したいと思います。

スタンサ―とは何か?

スタンサ―とはスノーボードのスタンス幅、角度を測ってくれる機器のことです。

 

スノーボードを趣味にしておられる方へお聞きします。

 

「どうやってスタンス決めましたか?」

 

買ったお店で付けてもらった?

一緒に連れて行ってくれた先輩のアドバイス?

雑誌やネットで見た好きなライダーのスタンス?

色々やってみて何となくしっくりきたスタンス?

 

すべて間違っていないと思います。

スノーボードは自由なスポーツですから、人に迷惑をかけることが無ければどんなスタンスで滑ってもOKです。

足が痛くならなくて、滑りやすければ問題ないと思います。

 

しかしそれは本当の正解なのでしょうか?

 

 もちろんどれが本当の正解なのかなんてわかりません。

しかしスタンサ―を使うことで一つの答えを得られるのではないかと思います。

 

<以下引用です。>

スノーボードは一枚のボードの上に両足を固定して、バランスを取りながら雪斜面を滑走するスポーツである。そのバランスを保ちながら楽しむ事が醍醐味でもあるが故に、怪我や事故のリスクも高い。その為、ボードの上で如何に無理のない楽な姿勢を作るかが大切な要素でもあります。

Snowboard STANCERは100万人を超えるスノーボーダーの身体データを基にソフト開発及びバージョンアップを随時行っており、その導くスタンスは、より安全で快適なスノーボードライフを実現させます。

人の動作にはそれぞれ特徴があります。 STANCERは、立位での股関節回旋可動範囲を測定することで、人によって異なる身体の特徴を導き出します。 また、検出した回旋範囲から左右の中心角度(ニュートラルポイント)を算出し、その値を基準にスノーボード上で立つ位置(向き、角度、足幅)の推奨値をライディングスタイルに合わせて3通り印字します。 スノーボード上で無理なく動くための基準になります。 スノーボードは、ボード上に両足を固定した状態で行うスポーツです。 それぞれ身体の特徴にあった立ち位置でセッティングすることが、スノーボードの上で無理なく身体を動かすことに繋がり、より安全に上達するための近道であると考えます。

 <ジャイロテクノロジー株式会社HPより> 

ジャイロテクノロジー株式会社

スタンサ―に興味を持った理由

なぜ今更興味を持ったのか。

私、なんだかんだ言って20年以上もスノーボードをやっています。

ここ15年くらいはワンシーズン30回以上滑りに行きます。

滑りに行くときはちゃんと板にビィンディング(バインディング)を付けてます。

つまり、何らかのスタンスにセッティングして滑っているのです。

それなのに今更スタンサ―?

ここ数年の悩みがありました。

 

足が短い…。

 

あ、これはここ数年じゃないですね、もの心ついてからずっとでした。

しかし、ふと思ってしまったのです。

 

「足が短いのにこんなに広いスタンスしていていいのだろうか?こんな横向いて滑ってていいのだろうか?」

 

それからスタンス迷子になりました。

角度を変えてみたり、幅を狭めてみたり。

そして先シーズン、新しい板を予約した時のことです。

「推奨スタンス 52・56・60」

 

それまでの私のスタンス幅は54センチでした。

しかし今回は好きなライダーの板を購入したので、好きなライダーが決めた推奨スタンスで滑りたいと思いました。

60センチは広すぎる。

56センチでもきついかも。

では、52ですか。

新しい板に慣れるためにその時に乗っていた板も52センチに変えました。

「何となく滑りにくいけど、慣れるかしないかな。」

と思っていました。

それとともに一番良さそうなスタンスの角度も求めて色々と変えてみました。

滑れるけれどしっくりこない。

そんな状態のままシーズンを終えてしまったのでした。

 

ある日、YouTubeでスタンサ―を知りました。

自分の悩みに一つの答えを示してくれるかもしれない。

合っているのかどうかはわからないけれど、一つの根拠を持って答えを出してくれるなら参考になるかもしれない。

シーズンインまでには一度乗ってみて一つの参考にしておきたい。

それがスタンサ―に興味を持った理由です。

プログラム更新とともにやりやすくなりました

一度やりたいと思っていたスタンサ―、なかなかやる機会が無い理由は一つでした。

 

「近くにない」

 

これがすべて。

このコロナのご時世、わざわざ人混みの中に出かけるのはちょっと。

やってみたいけど、遠出はちょっと…。

YouTubeで動画を見ながら

「やってみたいなあ」

と指をくわえる日々でした。

 

しかし話題になったのでしょうか、プログラムのアップデートとともに取扱店舗が増え、体験できる場所が広がりました。

もちろん、私の住む県にもスタンサ―を体験できるお店が出来ました。

待ちに待ってた機会です、早速向かうことにしました。

スタンサ―の設置店舗に興味がある方はジャイロテクノロジー株式会社のHPから

スタンサ― ➡ 正規導入店

の順で調べてみてください。

ジャイロテクノロジー株式会社

早速のってきた!

ここからは先日行ってきたスタンサー日記とその結果になります。

詳しい説明はそれこそHPから見ていただく方がいいと思いますので、ここからは写真日記と感想になります。

 

スタンサ―初体験。

いよいよスタンサ―に乗ってみることにした。

自分に合ったスタンスとは何だろう?幅は?角度は?

それが完全な正解ではなくても、一つの答えを示してくれると思うととても楽しみだ。

高速道路を使って早速お店へと行ってきた。

 

これがスタンサ―

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この丸いのに乗って左右につま先を振って股関節の可動域を調べることが出来る。

そしてどういう理屈かはわからんが体に合ったスタンス幅も教えてくれるらしい。

 計測料金1800円+税で1980円也。

う、結構するな…。

しかしこれが目的だ、と考え気持ちよく支払いを済ませる。

納得できる(納得しようがしまいが計測結果だからしかたないが)結果が出ると嬉しいと思う。

 

足のサイズを測ってもらって、使い方を教えてもらう。

計測の間は講習を受けた店員さんが付きっきりで教えてくれるのでとても安心。

昔はこういう機器って店の片隅に置いてあって、500円くらい入れて勝手に使ってくださいね、というものだった気がするがスタンサ―はとても親切だ。

やはり2000円弱支払っただけのことはある。

 

計測はいたって簡単。

合図の音に合わせて、つま先を外側に振る、内側に振る、を繰り返すだけ。

何やらこれで股関節の可動域を調べるらしい。

あ、頑張って動かしてみても記録を出すものじゃないのであまり意味はないので、普段通りのままでやるのがいいと思う。

テストの時だけいい点とれても意味ないからね。

 

13秒ほど(だったと思う)動かして計測終了。

結果はA4サイズの紙2枚で出てくるようだ。

そしてその後、中身を詳細に説明してもらって計測終了。

 

これが結果のシート

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2枚目はこれの詳細な説明のような感じなので省略。

まさかの結果で驚く。

 

56センチ、OKやん!!

 

狙ったわけじゃないけれど、欲しかったスタンス幅にドンピシャの結果!

スタンス角度は今のとそれほど変わらなかったかな。

でも、こんなに横向きで、こんなにワイドなスタンスで乗ってもいいんだよ、とお墨付きをもらったのが嬉しい!

悩みが解決して満足、満足。

 

そして帰宅後

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早速付け替える。

シーズンオープンが楽しみになってきた!

今シーズンは堂々とワイドスタンスで滑ることが出来る。

「足が短いくせにワイドスタンス?」

と言われても

「スタンサ―がこれでいいって言ったんですぅ!」

って言い返せる!

スタンサ―のって良かった!

ありがとう、スタンサ―!

 

以上、スタンサ―体験日記でした。

今まで全く気にしていなかった、股関節の可動域を知ることが出来たのも面白かったですが、何よりもスタンス幅を広く取っても大丈夫、という結果が出たのが嬉しかったです。

まさに欲しかった答えを言ってもらえた感じでした。

欲しい答えをもらえればいい、ということでもありませんが…。

 

スノーボードをやっていて

「スタンス、難しい」

「これで本当に合っているのだろうか?」

「何か滑りにくい気がする」

そんな悩みをお持ちの方、もちろんこれが完全な答えであるとは言えませんが一つの参考にはなると思います。

スタンサ―、一度調べてみてください。

 

それでは今回はこれくらいで失礼します。

本日も最後まで読んでくださってありがとうございました。