サーフスケートでターンをする。
こんばんは。
最近は雨ばかり続いていましたが、昨日は久しぶりに天気のいい日になりました。
こんな日はいつもサーフスケートです。
本当は自転車にも乗りたいところだったのですが、金曜日まで天気予報では午後から雨。
「自転車は乗れないなあ」
と思って寝て起きて天気予報見たら
「今日は一日雨降らない」
とのこと。
話が違うよね…。
とりあえず、滑ります。
最近はここが一番お気に入りです。
幅も狭くて長くもないですが、午後から日陰になるのとほとんど人が来ないのが良いですね。
左側は高速道路のインターです。
そして右側は山。
風が通ると気持ちいいのです。
ただ、一応道路なのでコーンなどは置けないですし、車一台分と少しだけの幅ですのでターンしかすることはありません。
ターン中にテールをスライドさせてみたり、ちょっとだけマニュアルの練習をしてみるくらいでしょうか。
今はやっと少しだけテールを流せるようになってきたくらいです。
マニュアル(前のウィールを浮かせて滑る技です)は怖くてなかなか上達しません。
サーフスケートはスノボと違って足が板にくっついていないのでバランスがシビアな感じがします。
地面は痛くて怖いですし…。
今回は前置きが長いですね、そろそろ本題に移りましょう。
今回の内容も前回と同じようにスケートのお話です。
実は、これはブログにするべきかどうか悩んでいました。
私のような下手っぴが何かを語っていいものかどうかわからなかったからです。
しかし、下手なりに感じることもあるわけでして、とりあえず書いてみようと思いました。
もしよろしければ最後までお付き合いください。
今回の話題はサーフスケートでカービングターン(みたいなターン)をするということ、です。
目次
ポンピングではカービングターンできないんですよね。
サーフスケートの推進方法については一度ブログで書いてみたことがありますので細かいことは省きます。
私はスノーボードの動きの中でターンが好きです。
遠心力がかかる中でエッジに乗ってターンをするのはとても気持ちがいい。
しかし板はターンがしやすいディレクショナル(前よりも後ろが短い板です)よりもツインチップ(前と後ろが同じ長さの板です)が好きなのです。
これは私の師匠がフリースタイルのライダーだった影響かと思います。
ですから私の板はいつもフリースタイルのツインチップの板ばかりです。
こんなの、と写真でもつけて歴代の板を紹介してみたいところですが、買い替えたら前の板は若いやつにあげちゃうので手元には残っていなかったりします。
ちなみに今はこんな板に乗っています。
軽くて柔らかい割にはしっかりと反発もあって楽しい板です。
と、どうでもいい話は置いておいて、本題に戻りましょう。
私にとってのターンの気持ちよさは
「ずれないこと」
です。
雪面にエッジがしっかりと食い込んで、板からしっかりと反発が返ってくる感覚が大好きなのです。
これを味わうために大切にしていることは
「しっかりと板を踏むこと」
です。
板にしっかりと加重してあげることで雪面にエッジを押し付けて板をしならせてターンを切ります。
ここで何が言いたいか、と言いますと見出しの通り
「ポンピングではカービングターンは出来ないよね」
ということです。
ポンピングは体のひねりを使って板を進ませる方法です。
体をひねることで板を左右に動かし、サーフスケートの特徴である首振りトラックを動かすことで推進力を得ます。
細かくターンを繰り返しますので体の軸は少し傾きますし、それと同時に板も傾きますが自分から積極的に板に加重することはありません。
つまり板に乗っているけど、踏んでいるわけではない。
ということですね。
進むのは楽しいけど、ターンの気持ちよさはあんまり感じられません。
あくまで私の感覚ですけどね。
やっぱりアップス&ダウン。
この推進方法も一度ブログで取り上げました。
サーフィン用語のようです、スノーボード仲間は誰も知りませんでしたし。
ひねりだけではなく、というより上下運動がメインで板を進ませる方法です。
サーフィンではこれによって加重・抜重を使って加速しながら波を横切る(って表現でいいのかはわかりませんが…。サーフィンは未経験なので)ようですね。
前のブログでも動画を紹介してみましたが、ターンというより上下運動で板を踏みながら弾むように加速していくようです。
これは私の想像なのですが、サーフィンは基本的にスノーボードでいうトラバース(斜面を横切って滑っていくことです)のような感じで滑っていくせいではないだろうかと思います。
波をまっすぐに滑り降りたらすぐに終わってしまいますし。
スノーボードのターンとは全く違うものなのですよね、多分。
しかし、この推進方法はスノーボードのターンと非常に近いところもあるのです。
もうわかりますよね、途中で書いてるし。
「加重・抜重」
です。
膝をしっかりと曲げて上半身もしっかりと前足にかぶせることで板に対して垂直に加重するという動作。
動作の後半で体を伸び上がらせながら板から重さを抜いてあげる動作。
これらの動作に体をひねって進行方向を見てトラックを動かし板を曲げるという動作を加えることでターンが完成します。
私はこの動きをとりいれたことで大分スノーボードに近いターンになってきたと思います。
もうひと手間かけるとさらに楽しい。
さて、板に加重することでしっかりと板を踏んでターンすることが出来るようになってきました。
体も勝手に傾いていきます。
とても気持ちがいい。
しかし、私はサーフィンをやったことはない。
そしてやる予定もない。
つまり
アップス&ダウンはこれが正解なのかわからない。
という壁に当たりました。
一緒に滑って遊んでいる友人とも
「アップス&ダウンが大事だよね」
と言いながらもどちらもスノーボーダーのため本当に正しい動きをしているのかが分からない、というなかなかお恥ずかしい状態になっていました。
ならば、スノーボーダー風のアップス&ダウンにしてしまえばいい、と思ったのです。
具体的に言えばカービングターンで使っている技術を使ってしまえばいい、ということになるでしょうか。
体のひねり、加重・抜重、そして私のターンの癖。
それらをぜーんぶ使ってしまおう!と考えました。
そして現在は体のひねりで横の動きを、加重・抜重で上下の動きを、そして私の癖?である前後に板を動かす動きも取り入れてターンをしています。
私はスノーボードでターンをしている時、ターンの中ほどから後半にかけて板を前に押し出すという動きをします。
どんな技術なのかはわかりませんので私の癖、と表現しました。
ツインチップの板に乗り続けているせいかテール側(後ろ側)が長く感じる時や、ターンの弧を変えたい時、ターンの後半で加速させたい時は板を進行方向に押し出す感じで前にずらすのです。
ターンの後半で板を前に押し出すことで後ろ荷重になるので最初は少し怖いですが、スノーボードでターンをしている時にとても近い感覚になりました。
もしよかったら試してみてください。
ターンの後半でテールが「グリン」と回って気持ちいいですよ。
これが私が最近ハマっているターンのもうひと手間、になります。
狭いところでばっかり滑っているから変なことばかり考えるのかもしれません。
広くて涼しい場所があれば良いのですけど…。
サーフスケートって滑る場所を探すのが難しいですよね。
さて、今回はサーフスケートでカービングターンをするということについて書いてみました。
あくまで私の個人的な感覚であり意見ですので温かい目で見ていただければ幸いです。
使っているサーフスケートの種類によっても感覚は違うでしょうし。
私の使っているカーバーのCX4というトラックはグッと踏み込むことで曲がりますのでよりカービングターンの感覚に近いと思います。
良かったら一度試してみてください。
それでは今回はこれで失礼します。
最後まで読んでくださってありがとうございました。