True Wireless Stereo Plus?TWZ-1000が戻ってきた!
こんばんは。
久しぶりのお天気でやっと気分が上がってきました。
このまま梅雨明けにまで行ってしまえばいいですね。
さて、先日、こんなブログを書きました。
そこで新しく購入しました、と紹介したイヤホンが
こちらです。
しかし買ったのはいいけど私のiPhoneではファームアップできないことが発覚し、メーカーに送ることになりました。
そして昨日。
無事戻ってきました!!
つまりこれでやっと使えるようになったということです。
外で使う前にもう一度ファームアップする必要がありますが、こちらはiPhoneで行います。
説明書通りやってみると、こちらは簡単。
iPhoneでのファームアップ後のスクリーンショットです。
ZERO AUDIO TWZ1000の後に「R」が付いています、つまり「right」のことですね。
つまり右が登録されていますよ、ということです。
しかしこのTWZ1000はこれだけじゃないんです!
「L」も登録されるはずなのです。
なぜなら、このイヤホンはクアルコムのTrue Wireless Stereo Plusとかいうのに対応しているのだ!
これは右左別々に繋ぐことができるという優れモノの機能なのです。
たぶん、よく知らんけど。
しかし、なぜに「L」が出ない…。
何度か試みた後、気の短い中年はメーカーにメールを送りました。
「twz-1000を購入しました。
パッケージにTrueWirelessStereoPlusとあったのでこれに決めたのですが購入後にiPhoneでは使えないと知りました。
これから先アップデート等で使用できるようにはなりますか?」
だってこの機能がすごそうで買ったんだから!
使えなきゃ困るでしょ、と。
そうしたら、なんともう返答をいただきました。
「この度はお問い合わせをいただきありがとうございます。
また、完全ワイヤレスイヤホンTWZ-1000をご購入いただき深く感謝申し上げます。
お問い合わせの件、本製品はQualcomm(R)社のTrueWireless(TM)StereoPlusに対応完了しております。
ご覧いただきましたパッケージに記載の通り、同機能に対応したスマートフォン等と接続することで有効となります。
弊社の調査の限りではiPhoneは同機能に対応しておらず、対応予定との情報も現時点ではございません。
対応するためにはiPhoneにクアルコム社の対応チップセットが採用され、かつアップル社による同機能の有効化が必要となります。
以上、よろしくお願い申し上げます。」
え・・・、できんの・・・?
確かにパッケージをよく見ると、裏に「True Wireless Stereo Plusに対応したスマートフォン等と接続することで・・・」という記述がありました。
True Wireless Stereo Plusって何なの?それ、おいしいの??
悔しいので調べました。
True Wireless Stereo Plusとは何か?
という前にTrue Wireless Stereoの音楽再生方法について説明した方が分かりやすいので先にこちらの説明からさせていただきます。
True Wireless Stereo(略してTWSというそうです)は完全ワイヤレスイヤホンのことなのですが、スマホなどの音楽プレイヤーと繋ぐ時にまず右・左どちらかの親機にデータを飛ばし、親機からもう片方の子機にデータを飛ばすことで両耳再生をしているのです。
このようなシステムのため
・親機が無ければ子機だけでは再生ができない
・親機の充電が切れると子機の動きも止まる
・片方の耳についている機器を経由してもう片方の耳の機器にデータを飛ばすため周りの環境の影響を受けやすく音切れすることがある
ということが起こるのです。
それを解決したのがTrue Wireless Stereo Plusというわけです。
何がすごいのか?
このTrue Wireless Stereo Plusというシステムを使うと親機・子機の違いがなくなってしまいます。
つまり右・左両方のイヤホンを親機として認識し、スマホからデータを送る時に両方同時にデータを送ることが出来ます。
これによって
・両耳同時にデータを送るため音切れがない
・両方のイヤホンのバッテリーを平等に消費するためバッテリーの持ちが良くなる
TWSの弱点をすべてクリアしてしまう素晴らしいシロモノだということですね。
ただ、調べたのですが、
・片耳だけを充電器から取り出し使用できるかどうかはわかりませんでした
実は私、これが出来ると思い込んでこのイヤホン買ったのです。
しかし両方のイヤホンを親機として認識するのであればできていいはず、ですよね。
良い点ばかりではないのです。
しかし、いい点ばかりではないのでご注意を。
・スマホも対応していないとダメ
使えない原因はこれでした。
iPhoneは対応していないのです…。
調べたところ、ハイエンドのAndroid機種、具体的にはSnapdragon845よりいいコンピューターチップが付いているものでしか使えないらしい。
無念です。
悔しいです。
悔しいから使いますけどね!
やっぱりiPhone利用者は黙ってアップル製品を使っておくのが一番かもしれません。
最新、最強のコレとか
少しお安めのコレとか
でも、両方ともお安くはないんですよね…。
難しいですね。
せっかく買ったのでもっと使ってみてやっぱり、と思ったらアップル製品を検討してみましょう。
と、ここまであんまりいいこと書いてきませんでしたが、今日初めて使ってみたので使い勝手についての感想も書いておきます。
音について
通勤中のオーディブルについては前まで使っていたサウンドピーツと違い、変なハウリング音が無くなっていますので本も聞きやすいです。
スケボーをしながらも使っていましたが、いい音です、気分良く滑ることが出来ました。
装着感について
4種類のシリコンカバーと3種類のイヤーピースが付属されていますので自分の耳に合った調整が可能です。
私は耳が小さめで耳の穴も狭いようなのであまり大きいイヤーピースを付けると耳が痛くなるのでSサイズのイヤーピースを付けていますが、全く違和感がなくぴったりです。
付けている感覚が少ないので落ちないか心配でしたが、スケボー中も落ちたりもせずしっかりついていました。
おおむね良し、というところでしょうか。
完全ワイヤレスイヤホンでこの価格帯で最強と言われるのは間違いではないようです。
ただ、iPhoneに対応していない機能が付いているということだけは誤算でした。
そこだけが悲しいので評価としては星4つ、というところでしょうか。
True Wireless Stereo Plusっていう機能、使ってみたかったなあ…。
本日もここまで読んでくださってありがとうございました。
それでは今日はこれくらいで失礼します。